5.病院では
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|医療ミスに関して|人員は足りていますか|出産の費用は|
|スタッフの喜び、感激度|スタッフの心配は|インターネットは|
|不妊治療は|
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<医療ミスに関して>■
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『最近、医療ミスなどの問題はありましたか?』の設問では、1割強にあたる32施設で“ある”との回答があった。内容は下記示す。また、“起きた時の対応は気になっている”と答えている施設は19%だった。71%にあたる220施設で“ない”との回答が寄せられた。
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●サイ帯異常による胎児死亡
●糖尿病で胎児死亡
●分娩遅延によるCPの発生
●軽い医療ミスは必ずある→沢山あるというつもりで、いつも落し穴を無くすよう努力している
●手術時のガーゼの数え間違い
●通常項目と違ったための検査項目の間違い
●看護婦の不注意による妊婦の血液検体の取り違い
●動脈と静脈の間違いがあり緊急事態が発生した場合には看護婦との連携を密にすることを強化
●新生児CPが後日発生することがある
●連携ミスによる薬の処方忘れ、検査忘れ
●産後の出血多量に対する不満があり転院後に手術
●婦人科領域でのミスだった
●紛争中なので言えません
●産科ではないが、私の病院は医療ミスのため新聞やテレビで報道された
●新生児仮死
●新生児仮死の診断の遅れ
●会陰切開??不全
●ベビー転落事故
●分娩の進行が早くトイレで分娩
●内容は記載したくない
●今は言いたくありません
●紛争中のものもあるため書けないが、一生懸命頑張っていても医療事故は必ず起こり得る
●ミスがないのに金が欲しくてさわぐ患者がいる など
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<人員は足りていますか>■
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本設問では“足りない”が49%、“足りる”が51%と半々であった。同設問中“ドクターへの負担は大きくなっているか”には、約2割の施設で大きくなっているとの回答があった。
また、今後心配している項目中、スタッフの勉強不足をあげている施設が複数あったことも付け加える。
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<出産の費用は>■
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『あなたの施設での出産費は』では、30万〜40万円の項目に74%にあたる222施設で回答があり、30万円までの選択者を含めると91%の273施設に至った。このことから、出産費用は35万円前後が一般的との解釈を得た。
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<スタッフの喜び、感激度>■
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赤ちゃんの誕生に接しているスタッフは、『産まれる度に喜びを感じている』『いつも感激している』『神聖な場と感じている』『異常な時の対応で疲れている』の設問では、順番に250施設、58施設、39施設、21施設と回答があり、病・医院スタッフの喜び感激度は84%に達していることが分かった。
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<スタッフの心配は>■
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心配面では、妊婦さんの減少(38%)を筆頭に、妊婦さん自身の健康、スタッフの健康と続き、その他では、スタッフの高齢化や院長の健康、院内など診療での連携や信頼関係の欠落、妊婦さんの増加によるベッドコントロール、MRSAの発生が心配などの意見が寄せられた。
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<インターネットは>■
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インターネットの有効活用度は3割未満。“今後ホームページを作りたい”が30%で最も多かった。が、無回答もかなりあった。
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<不妊治療は>■
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不妊治療は、無回答を除くと89%にあたる施設で実施していることが分かった。(※無回答を入れると65%)治療方法は、投薬治療が51%で最も多く、カウンセリングが24%、体外受精・胚移植・GIFT臨床実施登録施設が23%、ヨガなどの運動療法は4%であった。
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