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産前の休暇は、出産予定日から６週間以内（多胎妊娠の場合は14週間以内）で認められています。ただし、自分で会社に申請する必要がありますので、忘れないようにしましょう。体調を見ながら、なるべく出産間際まで働きたいという場合は、働きつづけることもできます。仮に出産日が予定日とずれた場合でも産前休暇と認められます。

産後は申請しなくても８週間の休暇が認められます。産後休暇は本人の希望に関係なく、強制的に与えられる休暇で、特に産後の６週間は本人が希望しても働くことはできません。６週間が経過して、本人が働きたいと希望した場合は、医師が働いても大丈夫と認めた場合のみ、働くことができます。

産前産後の休業中のお給料の支払いは、会社によって異なります。産休中はお給料がもらえない場合や、お給料が規定よりも少ない場合は、加入している健康保険から出産手当金が支払われます。社員でなくても健康保険に加入していればもらえます。

　育児休暇は子どもが満1歳になる前日まで取得することができます。育児休暇を希望する場合は、1か月以上前に会社に申請しておきましょう。出産が予定より早まることもあるので、余裕をもって申請しておくと安心です。ママだけでなくパパも取れるので、2人で分けて休むこともできます。

休んでいる間のお給料の支払いは、会社によって異なります。お給料がもらえない場合や、規定よりも少ない場合は、雇用保険から育児休業給付金が支払われます。

また、子どもが１歳未満の間は育児時間の取得や勤務時間の短縮、あるいは深夜労働の免除などを会社に申請することができます。