A. 妊娠中に太りすぎると、糖尿病や妊娠高血圧症候群といった症状を引き起こすことにもなり、出産に危険が伴いかねません。このため体重管理はとても大切ですが、からだに必要な栄養を取ることも大切です。
おなかの赤ちゃんにとって特に大切なのは、カルシウムと鉄分、タンパク質の3つ。妊娠中の各時期にあわせて、これらの栄養を中心に、エネルギー量を増やすようにしましょう。ポイントは次の3つ。
1)味付けは薄めに!
減塩は基本中の基本!塩分の摂り過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。甘いものも食べ過ぎは問題ですが、量を減らしたり、カロリーを抑えるなどしてコントロールしましょう。
2)よくかんで、ゆっくり食べる!
よくかむと、消化がよくなるだけでなく、肥満防止にも効果があります。ゆっくり食べていると、食べ過ぎる前に脳が「満腹になった」と認識し、食事量をセーブできます。
3)積極的に体を動かしてストレス解消!
無理のない範囲内で運動することでカロリーを消費するとともに、気分転換にもなり、ストレスを解消できます。
A. 切迫流産の兆候や前置胎盤といった問題がなく、健康で、おなかの痛みや出血などがなければ、基本的に大丈夫です。
感染症を避けるためにコンドームをつけるとともに、性器や指は清潔にして行ないましょう。
A. 初めての妊娠であれば特に、いろいろと不安を感じてしまうのも仕方のないこと。ご主人や家族、友人、通っている病院の主治医やスタッフなどに、悩みや心配事を相談してみましょう。話すことで心
の負担は和らいでいくものです。
また、母親学級に参加するなどして、妊娠している友だちをつくることもお勧めです。多かれ少なかれ、皆同じような悩みや心配事を持っているはず。自分ひとりだけじゃない、とわかれば、気持ちもラクになるでしょう。